日本最古の神社はどこ?大神・花の窟・伊弉諾の諸説と起源を徹底比較

日本最古の神社はどこ?大神・花の窟・伊弉諾の諸説と起源を徹底比較について押さえておきたい 理由を分かりやすく解説いたします。

三輪山や花の窟、淡路島以外にも、独自の起源を持つ最古級の神社が存在します。その筆頭が、長野県の諏訪湖周辺に4つの社を構える諏訪大社(すわたいしゃ)です。

諏訪大社の主祭神である建御名方神(タケミナカタノカミ)は、出雲の国譲り神話で敗れて諏訪の地に逃れたと伝えられます。しかし、諏訪信仰の深層には、出雲神話よりも遥か昔、縄文時代から続く土着の自然神「ミシャグジ信仰」が色濃く残っています。上社本宮には本殿がなく、背後の守屋山(もりやま)や神体木を拝する形態をとっており、狩猟採集時代の信仰体系が融合した極めて稀有な古社です。

このほか、以下のような神社もそれぞれの領域において「最古」の系譜を誇ります。

  • 出雲大社(島根県):国譲りの対価として創建された壮大な社殿信仰の原点。『古事記』に記された社殿建築としての最高峰。
  • 石上神宮(奈良県):『日本書紀』に「神宮」という呼称で記載されている最古の社(伊勢神宮、石上神宮、出雲大神宮のみ)。古代ヤマト王権の武器庫としての性格を持つ。
  • 宗像大社(福岡県):沖ノ島を中心とする古代祭祀遺跡群。4世紀後半からの奉献品が手つかずで残り、「海の正倉院」として世界遺産に登録。
林 結菜

林 結菜

ライフスタイル編集者

エンタメ・カルチャー業界の深掘り取材を得意とし、現場のリアルな声をお伝えします。

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