舌でわかる病気と危険なサイン総点検!色や形で見る初期症状と受診目安
舌でわかる病気と危険なサイン総点検!色や形で見る初期症状と受診目安に関する主要なデータを詳しく解説いたします。
東洋医学の診断法の一つである「舌診(ぜっしん)」では、舌を通じて五臓六腑の働きや体内の巡りを評価する。西洋医学的な確定診断に至る前の「未病」を捉えるうえで、非常に有用なアプローチだ。
舌全体の色調や厚み、水分の過不足は、体内の「気(エネルギー)」「血(血液・栄養)」「水(体液)」のバランスを反映している。
例えば、舌が全体的に白っぽく腫れぼったい状態は、生命エネルギーが不足して胃腸機能が落ちている「気虚(ききょ)」や、余分な水分が滞留している「水滞(すいたい)」を示す。体が冷えやすく、疲れが抜けにくい体質の人に多く見られるサインだ。
舌の裏にある静脈が太く黒紫色に怒張していたり、舌の表面に紫色の斑点(瘀斑)が出ている場合は、血行が滞っている「血瘀(けつお)」の徴候とされる。肩こり、頭痛、冷えのぼせなどを抱える人に頻発する。朝起きてすぐ、飲食や歯磨きを行う前の自然光の下で観察することが、正確な体調把握のコツとなる。