雇用保険の遡り加入は可能?2年の壁と給与天引き特例の真実

雇用保険の遡り加入は可能?2年の壁と給与天引き特例の真実について徹底解説いたします。詳細な分析をご確認ください。

雇用保険の遡及加入を行うにあたり、遡れる期間の上限や本人が負担すべき保険料、失業手当への影響は状況によって大きく異なります。実務上の差異を一覧表に整理しました。

項目通常の届出2年以内の遡及加入(原則)2年超の遡及特例(天引きあり)遡及可能な期間入社日翌月10日まで届出日から最大2年前まで雇用開始時まで全期間(上限なし)給与天引きの有無毎月天引き天引きなし(または未確認)毎月天引きされていた事実が必要労働者の保険料負担毎月の給与から控除済み過去2年分の自己負担分を会社へ一括精算すでに天引き済みのため追加徴収なし失業手当受給資格勤務実績に応じて即時判定2年以内で通算12ヶ月(特定理由等は6ヶ月)以上で発生全期間が通算され、所定給付日数が大幅増の可能性証明に要する主な証拠雇用契約書など出勤簿、賃金台帳、労働条件通知書雇用保険料控除が明記された給与明細・源泉徴収票

注意すべきは雇用保険を遡って加入する際の保険料負担です。給与から天引きされていなかった期間について2年遡及を行う場合、会社負担分だけでなく、労働者負担分(一般の事業で賃金総額の0.6%相当)も過去に遡って支払う義務が生じます。手取り額との兼ね合いを計算した上で手続きを進める視点が欠かせません。

中村 さくら

中村 さくら

マネー&キャリアエディター

エンタメ・カルチャー業界の深掘り取材を得意とし、現場のリアルな声をお伝えします。

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