寿司の1貫はなぜ1個と2個がある?単位の語源や歴史の謎を徹底解明
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寿司が2個で提供される理由を理解するには、江戸時代に誕生した「握り寿司」の原点に目を向ける必要がある。文政年間に華屋与兵衛らが考案したとされる初期の江戸前寿司は、忙しい江戸っ子が屋台で立ち食いするファストフードだった。
当時の寿司は現在のように小ぶりではなく、おにぎり1個分に匹敵する巨大なサイズだった。現代の握り寿司のシャリが1個あたり約12〜20g程度であるのに対し、江戸時代のシャリは40〜50g以上、ネタもそれに合わせて巨大に切られていた。
屋台でさっと腹を満たすための主食として発展したため、1個食べるだけでも十分なボリューム感があった。この「巨大な握り寿司」が、時代とともに洗練され、現在の洗練された一口サイズへと変化していく過程で、提供スタイルにも大きな変革が訪れることとなる。