カレーを混ぜて食べるのはマナー違反?プロが語るスパイスの真相

カレーを混ぜて食べるのはマナー違反?プロが語るスパイスの真相についての最新情報を徹底解説します。

詳細を見る

視点を世界に広げると、「混ぜない」という選択肢のほうが異例であることがわかる。特に南インド料理の代表格である定食「ミールス」は、バナナの葉の上に盛られたライス、サンバル、ラッサム、各種の炒め物(ポリヤル)を自らの手で複雑に混ぜ合わせて食べることを前提として作られている。

酸味、辛味、甘味、そして様々なテクスチャーが口の中で混ざり合い、一口ごとに異なる味わいが生まれる。現地において混ぜる行為は単なる作業ではなく、食べる人が自らの手で完成させるライブ感あふれる食文化そのものだ。一つの完成品を崩さず食べる日本的スタイルに対し、混ぜて新しい味覚を生み出す構築的なスタイルが存在する。

山口 彩花

山口 彩花

写真家・フォトエディター

グルメと旅を愛するフリーライター。全国各地の隠れた魅力を独自の視点から紹介します。

Share this article
Twitter Facebook Pinterest