大動脈瘤破裂に見舞われた芸能人たち|生死を分けた前兆と予防の全貌
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致死率が極めて高い大動脈の疾患ですが、間一髪のところで危機を脱し、奇跡の生還劇を果たした有名人も存在します。その代表例として語り継がれているのが、昭和の大スター・石原裕次郎さんの闘病です。
1981年、石原さんは激しい胸の痛みに襲われ、慶應義塾大学病院に緊急搬送されました。診断は解離性大動脈瘤。いつ破裂してもおかしくない危機的状況の中、慶応病院の心臓血管外科チームにより約6時間半に及ぶ大手術が敢行されました。当時の医療技術において「手術成功率は数パーセント」と囁かれるほどの危険な状態でしたが、奇跡的な回復を見せて見事に現場復帰を果たしました。
さらに、ザ・ドリフターズの加藤茶さんも2006年にスタンフォードA型の急性大動脈解離を発症し、約10時間に及ぶ緊急大手術を経て生還しています。発症直後に激痛を感じ、躊躇することなく救急車を呼んだ迅速な判断が命を救う決定打となりました。
生死を分けた最大の要因は、「激しい異変を感じた瞬間に迷わず救急搬送されたこと」と「血管が完全に破綻する前に専門医の手術台に上がれたこと」の2点に尽きます。