13対1看護配置とは?施設基準や7対1との違い・夜勤や働き方の実態
13対1看護配置とは?施設基準や7対1との違い・夜勤や働き方の実態の詳細について、専門知識を取りまとめてご紹介します。
医療法および診療報酬制度において規定されている13対1看護配置は、主に入院基本料の施設基準として用いられる指標です。正式には「1日平均の入院患者13人に対して、常勤換算で1人以上の看護職員(看護師・准看護師)を24時間体制で配置している状態」を指します。
現場で初めてこの基準に触れる方が抱きがちな誤解が、「日勤帯において看護師1人が13人の患者を1人で受け持つ」という認識です。配置基準の計算は、病棟全体の24時間延べ勤務時間に基づいて算出されます。
具体的な13対1の人数計算・計算方法は次の通りです。
「1日平均入院患者数 ÷ 13」によって、病棟全体で1日に必要な看護職員の常勤換算数を算出します。例えば、入院患者数が平均40人の病棟であれば、40 ÷ 13 ≒ 約3.08人の看護職員が1日(24時間)を通して常に稼働している計算になります。月間の総労働時間やシフト配置に換算すると、病棟全体で15〜18名前後の看護要員が在籍することで13対1体制が成立します。
この基準を満たす病棟は、診療報酬上で「地域一般入院基本料2」や療養病棟、障害者施設等病棟などの枠組みで評価され、病院の機能に応じた13対1入院基本料が算定されます。