山口県の限界集落で何が?過疎化の深刻な実態と周南市金峰の現在

山口県の限界集落で何が?過疎化の深刻な実態と周南市金峰の現在の背景について、専門知識を取りまとめてご紹介します。

山口県全体の人口は約130万人を割り込み、減少ペースは年々加速しています。とりわけ深刻なのが、県内各地に点在する中山間地域の衰退です。県全体の高齢化率は35%を超え、全国平均よりも極めて高い水準で推移していますが、山間部に限定すると住民の半数以上が65歳以上という限界集落が日常の風景となっています。

民間有識者グループ「人口戦略会議」が公表した分析では、山口県内19市町のうち過半数に迫る自治体が「消滅可能性自治体」に分類されました。阿武町や美祢市、周防大島町、萩市山間部などでは、若年女性人口の流出が止まらず、将来的に地域の自治機能を維持できなくなるリスクが現実味を帯びています。進学や就職に伴う若者の県外流出と、地域内での出生数激減という二重苦が、地域の土台を侵食し続けています。

佐々木 一輝

佐々木 一輝

ビジネス戦略アナリスト

Webメディアでの編集・執筆歴10年。読者の好奇心を刺激するストーリー作りを心がけています。

Share this article
Twitter Facebook Pinterest