エアロゾル感染とは?飛沫との違いや離れても感染する理由・最新予防策
エアロゾル感染とは?飛沫との違いや離れても感染する理由・最新予防策とはどのようなものなのか? 背景や要点を整理してお届けします。
新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)の感染拡大を通じて、換気の悪い室内におけるクラスター発生の主因がエアロゾル感染であることが国際的に確認されました。また、従来は主に飛沫・接触感染と考えられていたインフルエンザウイルスについても、会話や呼吸に伴うエアロゾルを介した感染経路が無視できない割合を占めることが判明しています。
特に危険度が高まるのは、以下の3つの条件が重なる環境です。
・窓がない、または換気設備が不十分な「密閉空間」
・多数の人が集まる「密集場所」
・大声での会話や激しい呼気が生じる「密接場面」
密閉された空間内では、感染者が吐き出した病原体を含むエアロゾルが希釈されずに蓄積し続けます。滞在時間が長くなればなるほど吸入するウイルス量が増大し、曝露限界を超えて発症に至るリスクが跳ね上がります。