回転寿司のえんがわの正体とは?ヒラメとの違いやカロリーの真相に迫る
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えんがわを語る上で欠かせないのが、「カレイ」と「ヒラメ」の根本的な違いです。「左ヒラメに右カレイ」と呼ばれる目の位置だけでなく、身質や脂の乗り、市場価値には歴然とした差が存在します。
銀座をはじめとする高級江戸前寿司店で出されるえんがわは、正真正銘の天然本ヒラメのえんがわです。ヒラメのえんがわは、脂でギトギトすることは一切ありません。噛みしめた瞬間に跳ね返るような弾力と上品な甘み、そして飲み込んだ後に心地よい白身特有の清涼感が残ります。仕入れ値も桁違いであり、名店でお好み注文した場合、1貫あたり1,000円〜2,500円前後の値段相場になることも珍しくありません。
一方、カラスガレイを主原料とする回転寿司のえんがわは、1皿(2貫)120円〜300円前後という圧倒的なコストパフォーマンスを誇ります。ヒラメに比べると身の繊維は柔らかく、口に入れた瞬間に体温で脂が溶け出すパンチの強さが際立ちます。淡泊で奥深い歯ごたえを楽しむ「ヒラメのえんがわ」と、とろけるような濃厚な脂の甘みを楽しむ「カレイのえんがわ」。両者はまったく別種の個性を持った魚料理として楽しむのが正解です。