原宿を震撼させたクールス喧嘩伝説!舘ひろしと岩城滉一の真実
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1970年代半ば、東京・原宿。まだ閑静な住宅街の面影を残していた表参道に、突如として異物のような黒い集団が現れた。リーダーの舘ひろしを中心に結成されたバイクチーム「クールス」である。
彼らが徹底した美学は極めて異質だった。黒革のレザージャケット、黒のジーンズ、黒のブーツ。そして乗るバイクはハーレーダビッドソンや国産の大型車。女を後ろに乗せることは許されず、チームの規律を乱す者には容赦ない鉄拳が飛んだ。
原宿のストリートは、他地域から乗り込んでくる暴走族や地元の不良グループとの縄張り争いの渦中にあった。クールスは売られた喧嘩を一切買わないどころか、突っ込んできた相手を返り討ちにして路上に沈めた。拳と拳がぶつかり合う音が夜の原宿に響き渡り、歩行者は息をのんでその光景を見守るしかなかったという。