昭和テレビ界の異端児・大橋巨泉!伝説番組の裏側と破天荒な素顔

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日本テレビ放送網で1965年にスタートした『11PM』は、日本の深夜バラエティ番組の原点にして金字塔である。当時、まだ静まり返っていた深夜帯に、大人向けの洗練されたカルチャーを持ち込んだ。巨泉は得意のジャズやゴルフ、麻雀といった趣味を前面に押し出し、独自のスタイルを確立する。月曜と金曜を前田武彦、水曜と木曜を巨泉が担当するという制作陣の配役も絶妙だった。二人の個性溢れる司会ぶりは番組の双璧となり、夜のテレビ文化を一変させた。

当時の放送業界において、深夜は再放送やテストパターンが流れる時間に過ぎなかった。そこを「大人のための知的娯楽の場」へと塗り替えたパイオニア精神こそ、彼の真骨頂である。生放送ならではの張り詰めた空気感の中で見せる軽妙なトークは、若者から大人までを熱狂させた。

高橋 健太

高橋 健太

ライフスタイル編集者

Webメディアでの編集・執筆歴10年。読者の好奇心を刺激するストーリー作りを心がけています。

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