怪僧ラスプーチンの正体と暗殺の真相!不死身伝説と王朝崩壊の裏側
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ラスプーチンの死とロシア革命の混乱の中、遺された家族たちもまた過酷な運命に翻弄されました。故郷に残された妻や息子はソ連政権下でシベリアへ流刑となり命を落としましたが、次女のマリア・ラスプーチンだけは劇的な脱出劇を演じ、激動の20世紀を生き抜きました。
革命の炎を逃れてヨーロッパへ亡命したマリアは、父の悪名とネームバリューを背負いながら、キャバレーのダンサーなどを経て渡米。なんとアメリカの有名サーカス団「リングリング・ブラザーズ」に加わり、「怪僧の娘」という看板を掲げてライオンやトラを操る猛獣使いとして全米を巡業しました。父譲りの鋭い眼光と度胸で猛獣を手懐ける姿は、当時のアメリカで大きな話題を呼びました。
晩年のマリアはカリフォルニア州ロサンゼルスに定住し、父を擁護する複数の回想録を執筆。ユスポフ公爵に対して名誉毀損の裁判を起こすなど、父ラスプーチンが「国家を憂う敬虔な信徒であった」と名誉回復を訴え続け、1977年に80歳で波乱の生涯を閉じました。現在もマリアの子孫(ラスプーチンの曾孫たち)は欧米社会で一般人として生活を続けています。