寝ても寝ても眠いのは病気のサイン?異常な眠気の原因と受診目安

寝ても寝ても眠いのは病気のサイン?異常な眠気の原因と受診目安について見逃せない 事実を分かりやすい構成で解説いたします。

日中の猛烈な眠気を引き起こす病気の中で、真っ先に確認すべきが睡眠障害(中枢性過眠症や呼吸障害)です。代表的な3つの疾患には、それぞれ明確な特徴があります。

1. 睡眠時無呼吸症候群(SAS)
就寝中に気道が塞がり、呼吸が何度も止まる疾患です。激しいいびきや夜間の頻尿、起床時の頭痛・口の渇きが典型例です。呼吸が止まるたびに脳が強制的に覚醒するため、本人は眠っているつもりでも深いノンレム睡眠がほぼゼロになり、日中に耐え難い眠気が生じます。

2. ナルコレプシー
脳内で覚醒を維持する神経ペプチド「オレキシン」が枯渇することで起こる中枢性過眠症です。大事な会議中や食事中であっても突然電源が切れたように眠り込んでしまう「睡眠発作」が特徴です。感情が高ぶった際に全身の力が抜ける「情動脱力発作(カタプレキシー)」や、入眠時の金縛り・幻覚を伴うことも珍しくありません。

3. 特発性過眠症
ナルコレプシーのような突発的な発作や脱力発作はないものの、夜間に10時間以上寝ても日中に激しい眠気が一日中ダラダラと続く疾患です。目覚まし時計をいくら鳴らしても起きられない「睡眠酩酊(泥酔したような覚醒障害)」が見られます。

これらの過眠症の確定診断には、終夜睡眠ポリグラフ検査(PSG)やMSLT(反復睡眠潜時検査)という専門機器を用いた客観的データ測定が必須となります。気合の問題ではなく、脳内の覚醒維持システムに医学的なエラーが起きている状態です。

中島 亮太

中島 亮太

写真家・フォトエディター

シンプルで洗練された住まいづくりとインテリアコーディネートのアイデアを提案しています。

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