精子がオレンジ色に変色する原因とは?血精液症の危険度と受診目安
精子がオレンジ色に変色する原因とは?血精液症の危険度と受診目安の真相や最新動向に迫る! わかりやすい言葉でご紹介しています。
血精液症の背景には、生殖器官の局所的な炎症が隠れているケースが多々あります。代表的な疾患が前立腺炎による精液の変色です。前立腺は精液の約3割を分泌するクルミ大の器官であり、デスクワークによる長時間の圧迫や免疫力低下、大腸菌などの侵入によって充血や炎症を起こします。充血した毛細血管から滲み出た微量の血液が精液をオレンジ色へ変化させます。
さらに注意を要するのが、陰嚢の奥にある精巣上体が腫れ上がる精巣上体炎の諸症状です。精巣上体炎を発症すると、精液の変色だけでなく、陰嚢の激しい痛みや腫れ、高熱を伴う傾向があります。
若い世代で急増しているのが、クラミジアや淋菌をはじめとする性感染症による精液の変化です。性感染症が尿道から侵入して前立腺や精嚢へ波及すると、粘膜が傷ついて出血を引き起こします。精液に血液が混じる理由が性感染症である場合、パートナーへの二次感染を防ぐためにも迅速な抗原検査と抗菌薬治療が欠かせません。