【愛好家急増】アゲハチョウの幼虫が「かわいい」と絶賛される理由とは?不思議な生態と魅力を解剖
【愛好家急増】アゲハチョウの幼虫が「かわいい」と絶賛される理由とは?不思議な生態と魅力を解剖の基礎知識と応用に迫る! 専門的な視点で紐解きます。
アゲハチョウの幼虫を突いたり、強く息を吹きかけたりすると、頭の後ろのすき間から突如として鮮やかな伸縮性の角が飛び出します。これが防衛器官である「臭角(しゅうかく)」です。
ナミアゲハの臭角は鮮やかなオレンジ色、キアゲハの臭角は黄色から赤みがかった色をしています。角が出ると同時に、周囲に独特の強い香りが立ち込められます。
「柑橘類の皮を濃厚にしたような、甘酸っぱさと少しの青臭さが混ざった独特の強い香り。慣れてくるとこのニオイすら愛おしくなる。」(昆虫観察愛好家の声)
このニオイの成分はイソ酪酸や脂肪酸などの有機化合物で構成されており、幼虫を狙うアリやアシナガバチなどの昆虫に対して強い忌避効果を発揮します。人間にとっては毒性はありません。身を守るために必死にツノを膨らませて威嚇する姿は、幼虫の健気な生き様を感じさせる名場面です。