「上半身ガリガリ・下半身太り」の正体とは?アンバランスな体型を改善する構造的アプローチ
「上半身ガリガリ・下半身太り」の正体とは?アンバランスな体型を改善する構造的アプローチについて詳しく解説いたします。専門家の見解をチェックしてください。
下半身のボリューム感に拍車をかけているのが、重力と巡りの悪さによって生じる水分滞留、すなわち「慢性的なむくみ(浮腫)」です。
冷え症とリンパの滞りが生む「固まった皮下脂肪」
太ももやお尻を手で触れたとき、ひんやりと冷たく感じる経験はないでしょうか。下半身の筋肉量が低下し、血流が滞ると、細胞間の余分な水分や老廃物が排出されなくなります。これが慢性化すると、老廃物と脂肪細胞が複雑に絡み合い、皮膚表面が凸凹になるセルライトへと進行します。冷えた脂肪は代謝が著しく低下するため、さらに落ちにくくなるという悪循環を招きます。
デスクワークと筋肉量の低下がもたらすポンプ機能の不全
ふくらはぎの筋肉は「第二の心臓」と呼ばれ、静脈血やリンパ液を重力に抗って上半身へ押し戻す重要なポンプ機能を担っています。長時間デスクワークに没頭し、足首やふくらはぎを動かさない生活が続くと、このポンプ機能は完全に停止します。夕方になると靴がキツくなる現象は、脂肪が増えたのではなく、水分が足元に溜まり切っている証拠です。