アイコスの有害性は嘘なのか?紙巻き比較で見えた健康リスクの真実
アイコスの有害性は嘘なのか?紙巻き比較で見えた健康リスクの真実とはどのようなものなのか? 主要なファクトを丁寧に紐解いて紹介します。
「将来的にタバコをやめるためのステップアップ」としてアイコスを選ぶ喫煙者は少なくありません。しかし、公衆衛生学的な調査データは、加熱式タバコへの切り替えが必ずしも禁煙成功につながっていない実態を示しています。
アイコスに含まれるニコチン量は紙巻きタバコと遜色がないため、脳内のニコチン受容体は常に刺激され続け、身体的依存はそのまま維持されます。むしろ、「いつでも手軽に吸える」「灰皿がいらない」「部屋が臭くならない」という手軽さから、1日の喫煙本数や吸引回数が紙巻きタバコ時代よりも増加してしまうケースも珍しくありません。
また、最も健康リスクが高いとされるのが、紙巻きタバコとアイコスを場面に応じて併用する「デュアル・ユース(二重喫煙)」です。二重喫煙を行う利用者は、双方の有害物質に暴露されることになり、心血管系疾患や脳卒中、動脈硬化のリスクが単独喫煙者以上に跳ね上がることが指摘されています。根本的な健康改善を目指すのであれば、加熱式への乗り換えで満足するのではなく、完全な禁煙へ踏み出すことが唯一確実な選択肢となります。