妊娠の可能性ある時のインフル予防接種は平気?胎児への影響と最新見解
妊娠の可能性ある時のインフル予防接種は平気?胎児への影響と最新見解の詳細について、専門知識を取りまとめてご紹介します。
ネット空間で根強く囁かれる誤解のひとつに、ワクチンに含まれる防腐剤(チメロサール=有機水銀化合物の一種)に対する懸念があります。「チメロサール入りを打つと胎児に自閉症や発達障害のリスクがある」といった言説ですが、これは科学的に完全に否定されたデマです。
インフルエンザ予防接種 防腐剤 チメロサールフリー製剤を希望する妊婦もいますが、近年のワクチンに含まれるチメロサール量は極めて微量(エチル水銀として数マイクログラム程度)です。これは普段の食事(魚介類など)から摂取する水銀量よりもはるかに少なく、体内に蓄積されずに速やかに体外へ排出されます。日本産婦人科学会をはじめとする専門学会の統一見解でも、チメロサール含有ワクチンが胎児奇形や発達障害のリスクを高めることはないと結論づけられています。防腐剤フリー製剤を探すあまり接種時期を逃し、無防備なままインフルエンザ流行期に突入するリスクのほうが圧倒的に危険です。
また、妊娠判明前 インフルエンザ予防接種 副反応として発熱が起きた場合の対処法も知っておく必要があります。妊娠初期に38.5度以上の高熱が長時間持続すると、母体への負担だけでなく胎児の神経管閉鎖障害などのリスクが懸念されます。万が一接種後に発熱した場合は、自己判断で市販のNSAIDs(ロキソプロフェンやイブプロフェンなど)を服用せず、妊娠期にも安全に使用できる「アセトアミノフェン」製剤を処方・服用することが推奨されます。