期限切れの薬は飲める?薬剤師が明かす放置リスクと正しい見分け方

期限切れの薬は飲める?薬剤師が明かす放置リスクと正しい見分け方とはどんな影響があるのか? 詳しい意味を簡潔に解説します。

薬局やドラッグストアで購入するOTC医薬品と、病院で処方される医療用医薬品とでは、記載されている期限の意味合いが根本から異なる。

OTC医薬品の場合、日本薬局方の基準に基づき、未開封状態で適切な環境に保管されていれば製造から約3年間品質が保たれるよう設計されているものが多い。外箱やアルミシート(PTP包装)の端に「使用期限:2028年○月」と刻印されているため、購入者自身で確認しやすい。薬の選び方や使用期限の確認に不安がある場合は、売り場に常駐する登録販売者や専門スタッフに相談することで適切な助言を得られる。

一方、調剤薬局で手渡される医療用医薬品の「使用期限」は、まったく別の論理で動いている。処方薬の期限は「処方された日数で飲み切ること」が大原則だ。医師は診察時の患者の体重、年齢、症状、肝機能や腎機能の数値を総合的に判断してその瞬間の薬を設計している。たとえ同じ病名であっても、半年前の残薬を別の家族が飲む、あるいは症状がぶり返したからと自己判断で再利用する行為は極めて危険である。

鈴木 陽菜

鈴木 陽菜

テックライター兼ウェブディレクター

暮らしを豊かにする便利アイテムや時短アイデアを中心に、実用的な情報をお届けします。

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