Ps5縦置きは本当に危険?液体金属漏れリスクの真相と最新冷却対策

Ps5縦置きは本当に危険?液体金属漏れリスクの真相と最新冷却対策についての真相をお届けします。

一時期、インターネット上のゲームコミュニティや動画共有プラットフォームで「縦置きは危険」とする言説が急速に拡散した背景には、一部のサードパーティ製修理ショップによるハードウェア検証・故障分解レポートが大きな影響を与えている。これらのレポートでは、液体金属が流出してAPU周辺のチップを短絡させたショッキングな基板写真が提示され、世界中のユーザーに強いインパクトを与えた。

しかし、ジャーナリズム的な観点からそれらの事例を精査すると、重要な前提条件が欠落していたことが浮かび上がってくる。問題とされた個体の多くは、落下や強烈な衝撃によって筐体内部に亀裂が生じていたものや、個人ユーザーやサードパーティ業者が自ら分解し、APU周囲の密閉用シール材を破った後に再組み立てされたものであった。工場出荷時の密閉状態が維持されている限り、液体金属が漏れ出すことは構造上あり得ない。

情報が拡散される過程で「分解された不具合個体」の情報が「すべてのPS5における構造的欠陥」として矮小化・誇張されて伝わってしまったのが真相だ。ネット上の情報を鵜呑みにせず、検証データの前提条件を見極めるリテラシーが求められる典型的な事例であったと言える。

池田 達也

池田 達也

マネー&キャリアエディター

Webメディアでの編集・執筆歴10年。読者の好奇心を刺激するストーリー作りを心がけています。

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