月収23万の手取りは約18万?一人暮らしのリアルときつい噂の真相

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家計簿上は成立するように見えるにもかかわらず、SNSや掲示板、各種アンケート調査では「月収23万はきつい」「生活に余裕がない」という悲鳴が散見されます。取材班が都内のIT企業やサービス業に勤務する20代当事者に取材を行ったところ、単なる節約意識の多寡だけでは片付けられない、構造的な要因が浮き彫りになりました。

月収23万きついと言われる理由の第一は、「突発的な特別出費に対する脆弱性」です。都内の専門商社に勤める26歳男性は、次のように生々しい実情を吐露します。

「毎月の家計はなんとか回っています。しかし、友人の結婚式が2回重なってご祝儀と交通費で7万円が飛んだ月や、夏場にエアコンが故障して買い換えたときは、それまで半年かけて貯めた貯金が一瞬で吹き飛びました。一度出費が狂うと、補填するまでに数ヶ月を要します」

第二の要因は、食品や日用品の価格上昇が定着した社会背景にあります。生活レベルと節約術の真相を探ると、外食を控えて自炊に努めても、食材価格そのものが高止まりしているため、従来の「食費2万円台前半」という定石が通用しにくくなっています。少し気を緩めてコンビニエンスストアを利用したり、職場の飲み会に月に数回参加したりするだけで、家計は容易に赤字へ転落します。

さらに精神的なプレッシャーとして、「将来に対する貯蓄ペースの遅さ」が挙げられます。月々2万円の貯金を1年間継続しても年間24万円に過ぎず、将来の結婚資金や不慮の病気に対する備えとしては心細さを感じやすいのが現実です。

井上 凛

井上 凛

シニアコンテンツプロデューサー

心身ともに健康で持続可能なライフスタイルをテーマに、最新のウェルネストレンドを発信中。

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