琵琶湖の竹生島が「怖い」と噂される理由とは?霊気と歴史の真相

琵琶湖の竹生島が「怖い」と噂される理由とは?霊気と歴史の真相について重要なポイントを解説いたします。専門家の見解をご確認ください。

竹生島の神威を語る上で欠かせないのが、島内に鎮座する宝厳寺(ほうごんじ)と都久夫須麻神社(つくぶすまじんじゃ)の二大拠点です。明治の神仏分離令を経てもなお、島内では神と仏が分かちがたく共存しています。

神亀元年(724年)、聖武天皇の勅願によって行基が開山した宝厳寺には、相模国の江島神社、安芸国の厳島神社と並ぶ「日本三大弁財天」の本尊が祀られています。こちらの弁天様は、美や芸能だけでなく強力な現世利益と財運をもたらす一方、筋の通らない願いや私利私欲を厳しく見透かす厳格さでも知られています。

そして、島内で最も強烈な気配を放つのが、都久夫須麻神社の「龍神拝所」です。琵琶湖に突き出た断崖絶壁に位置し、目の前にはどこまでも深い湖水が広がります。ここでは素焼きの小皿に願いを書き、崖下の湖面に向かって投げ入れる「かわらけ投げ」が有名です。投げたかわらけが、岩場に立つ鳥居の間をくぐり抜ければ願いが成就すると言われていますが、吹き上げる湖風と切り立った断崖の眺めは足がすくむほどの凄みがあり、自然と龍神への畏怖を呼び起こします。

井上 凛

井上 凛

シニアコンテンツプロデューサー

心身ともに健康で持続可能なライフスタイルをテーマに、最新のウェルネストレンドを発信中。

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