2017年衆院選の全貌|希望の党失速の真相と自公圧勝を分けた分岐点

2017年衆院選の全貌|希望の党失速の真相と自公圧勝を分けた分岐点にまつわる最新トピックを分かりやすく発信ます。

自民党が単独過半数を大きく超える284議席を獲得した最大の要因は、自民党への積極的な支持というよりも、「野党候補の乱立による票の分断」にありました。全国289の小選挙区において、自公候補に対して「希望・維新」と「立憲・共産・社民」がそれぞれ候補者を擁立する三つ巴の構図が頻発したためです。

多くの選挙区で野党系候補の得票合計が自民候補を上回りながらも、票が分散したことで自民候補が競り勝つ現象が多発しました。小選挙区制の力学が与党側に極めて有利に働いた形です。

さらに、選挙終盤には超大型の台風21号が日本列島を直撃しました。悪天候に見舞われた投票当日の最終投票率は53.68%にとどまり、戦後最低を記録した2014年の前回衆院選(52.66%)に次ぐ「戦後2番目の低さ」となりました。期日前投票は過去最高を記録したものの、当日の無党派層の出足が鈍ったことは、強固な組織票を持つ自公両党にとって確実な追い風となりました。

橋本 菜々子

橋本 菜々子

トレンドリサーチャー

グルメと旅を愛するフリーライター。全国各地の隠れた魅力を独自の視点から紹介します。

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