ナルトのアイスコラはなぜ誕生?涙の名シーンがネットで愛される理由
ナルトのアイスコラはなぜ誕生?涙の名シーンがネットで愛される理由について押さえておきたい 理由を分かりやすく解説いたします。
ネット上で無数に存在するアイスコラの原点となったのは、原作コミックス第44巻(第405話「託されたもの」)、およびテレビアニメ『NARUTO -ナルト- 疾風伝』第153話「師の影を追って」で描かれた屈指の名場面です。
自来也がペイン六道との死闘の末に命を落としたという凶報が木ノ葉隠れの里にもたらされ、ナルトは綱手に対してやり場のない怒りをぶつけた後、夕暮れから夜にかけて里の街並みを一人彷徨います。コンビニ(作中の駄菓子屋)で購入した2つに割れる棒アイスを手にしたナルトは、夜の街灯が照らす寂しげなベンチに腰掛けます。
思い出すのは、かつて自来也と修業していた日々の記憶。修業の合間に自来也が棒アイスを二つに割って半分をナルトに手渡してくれた、温かな師弟の団欒でした。一人では半分に割ることもできず、手の熱で溶け落ちていくアイスの雫を見つめながら、ナルトの瞳から大粒の涙が零れ落ちます。セリフを極限まで削ぎ落とし、静寂の中で滴るアイスと涙だけでナルトの孤独を描き切った演出は、アニメ史に残る感動シーンとして語り継がれています。