Mri検査が怖い理由と克服法|閉所や轟音パニックを防ぐ現場の対処術
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心理的な工夫だけでは恐怖を抑えきれない場合、医療の力を借りるアプローチが極めて現実的です。閉所恐怖症やパニック障害の診断を受けている方はもちろん、「以前MRIでパニックになりかけた」という方でも処方・投与の対象になります。
内服の精神安定剤(抗不安薬)
最も手軽で広く用いられる方法です。検査の30分〜1時間前に、作用時間が短く即効性のある抗不安薬(エチゾラム、ロラゼパム、アルプラゾラムなど)を1錠服用します。中枢神経の興奮が鎮まり、強い緊張や予期不安が薄れた状態で検査台に上がることができます。主治医や検査を依頼した診療科の医師に「MRIが非常に怖いため、事前に飲む安定剤を処方してほしい」と率直に伝えるだけで処方してもらえます。
点滴による鎮静剤(静脈麻酔・セデーション)
強いパニック発作を起こす恐れがある重度の閉所恐怖症の方には、静脈から鎮静薬(プロポフォールやミダゾラムなど)を点滴し、うとうと眠っている間に検査を終わらせる方法もあります。全身麻酔とは異なり自発呼吸を保った状態で行われます。ただし、生体モニターによる厳重な監視と回復室が必要になるため、対応可能な総合病院や専門クリニックに限られます。
いずれの薬剤を使用する場合も、当日は車の運転や自転車の運転が禁止となるため、公共交通機関を利用するか家族の送迎を手配してください。