山谷産業とスノーピークの関係とは?Oemの噂と鍛造ペグ徹底比較
山谷産業とスノーピークの関係とは?Oemの噂と鍛造ペグ徹底比較についての最新情報をご紹介します。
キャンプの設営において、テントやタープを強風から守る最後の砦となるのが鍛造ペグです。スノーピークのソリッドステーク(通称:ソリステ)と、山谷産業・村の鍛冶屋のエリッゼステーク(通称:エリステ)は、見た目の武骨さは似ていながらも、細部の設計思想に明確な違いがあります。
最大の違いは「軸の断面形状」にあります。ソリッドステークが伝統的な真円(円柱)であるのに対し、エリッゼステークは楕円(イタリア語で楕円を意味するEllisseが名前の由来)に設計されています。真円形状は地中への刺さりがスムーズで、硬い岩混じりの地面でも直進性に優れるメリットがあります。一方で、風でロープが強く引っ張られた際に地中でペグがくるりと回転しやすいという課題がありました。
エリッゼステークはこの弱点を克服すべく、楕円形状を採用。地中で砂利や土を面で押さえるため、横からの力に対して回転しにくい構造を実現しました。さらに撤収時には、ペグを90度回転させることで土の抵抗を劇的に減らし、スムーズに引き抜けるという利便性を付加しています。
素材には両社とも機械構造用炭素鋼(S55C等)を使用し、強烈なハンマー打ちにも耐え抜く強靭さを誇ります。表面処理においては、スノーピークが防錆性に優れた黒のカチオン電着塗装を主軸にするのに対し、山谷産業は粉体塗装による鮮やかな多色展開(レッド、イエロー、ブルー、ピンク、ホワイトなど)やクロームメッキ、ブロンズメッキを用意。草むらや夜間でも見失いにくく、ギアのカラーコーディネートを楽しみたい層から絶大な支持を獲得しています。