鼻くそに潜むばい菌の正体と感染リスク|ほじる・食べる危険性を徹底解説
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鼻腔の粘膜は常に分泌液(粘液)で覆われており、吸い込んだ空気中のチリやホコリ、花粉、ウイルスを吸着して気道を守っています。この粘液が乾燥して固まったものが「鼻くそ」です。つまり、鼻くそとは体外へ排出されるべき老廃物と病原体の濃縮物に他なりません。
健康な人の鼻の穴にも鼻腔内常在菌が存在していますが、鼻くそに含まれるばい菌の種類を調べると、決して軽視できない菌が多数見つかります。代表的なものが黄色ブドウ球菌です。健康な成人の約20〜30%が鼻の中にこの菌を保有しているとされ、普段は悪さをしないものの、免疫力低下時や傷口に入り込むと激しい化膿性炎症を引き起こします。
さらに、呼吸器感染症の代表格である肺炎球菌も鼻くそや鼻腔分泌物を介して感染を広げるリスクを持っています。指で鼻を触る行為そのものが、指先に付着した別の病原菌を鼻腔へ植え付けると同時に、鼻の中に潜む細菌を周囲へと拡散させる感染源になってしまいます。