「ブックオフなのに本ねーじゃん」は現実だった?本を売らない店舗が急増する裏で起きている、令和の買い取りバブルと生存戦略のリアル

「ブックオフなのに本ねーじゃん」は現実だった?本を売らない店舗が急増する裏で起きている、令和の買い取りバブルと生存戦略のリアルについて分かりやすく解説いたします。専門家の見解をチェックしてください。

企業の決算書を紐解くと、この「脱・本屋」の動きがいかに成功しているかが浮き彫りになる。書籍の売上比率が下がる一方で、全体の売上高や営業利益は右肩上がりを記録している店舗が多い。スペース生産性、すなわち「1坪あたりどれだけの利益を生み出せるか」という指標において、本とホビー・アパレルでは勝負にならないのだ。

重くてかさばる本は、輸送コストも保管コストもかかる。それに比べ、薄くて軽いトレカは管理が容易で、利益率も極めて高い。経営陣にとって、本へのこだわりを捨てることは、株主に対する責任を果たす上での必然的な決断だったと言える。ノスタルジーだけでは飯は食えない。それが、資本主義の現実だ。

加藤 愛美

加藤 愛美

エンタメ専門ジャーナリスト

マーケティングと消費者心理のトレンドを分析し、現代のヒット商品の背景を読み解きます。

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