松島・西行戻しの松公園の全貌!西行伝説の真相と2026桜絶景攻略法
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公園の名前に冠された「西行戻し」という一風変わったフレーズ。その発端は、諸国を行脚していた平安末期の歌人・西行法師が、松島の絶景を一目見ようとこの地を訪れた平安時代末期に遡ります。
松の巨木の下でひと休みしていた西行は、通りかかった一人の牛飼いの童子に出会います。西行が戯れに「その牛はどこへ行くのか」と問いかけたところ、童子は間髪を入れず「冬萌えの草を食みに」と歌の言葉を引いて答えました。さらに禅問答のような機知に富んだ言葉遊びを仕掛けられた西行は、見事に言い負かされてしまったのです。
「名もなき幼い童子ですら、これほど高度な歌の心得と知恵を持っている。この先の松島へ行けば、どれほど恥をかかされるか分からない」――。深く衝撃を受け、己の修行不足を痛感した西行法師は、松島へ入ることを諦めてその場で京へと引き返しました。この劇的な逸話こそが、「西行戻しの松」という名称の由来・伝説として今日まで語り継がれています。なお、その童子は松島の「山王権現」の化身であったとも伝えられています。