サウナで死亡した芸能人の真相|事故事例とヒートショックの危険性
サウナで死亡した芸能人の真相|事故事例とヒートショックの危険性に関する主要なデータを分かりやすく解説いたします。
医療現場および日本救急医学会などの報告によると、サウナの死亡事故の事例において最も警戒すべき病態はサウナでのヒートショックの原因となる急激な温度差と、過度な脱水による血液濃縮です。
サウナ室(80〜100℃)から冷水風呂(15℃前後)へ移行する際、体内では血管の拡張と急激な収縮が数分間で発生します。このとき最高血圧は一時的に30〜50mmHg以上急上昇し、200mmHgを超える危険域に達することが珍しくありません。この「血圧サージ」が動脈硬化の進んだ血管を直撃し、サウナでの急性心不全や心筋梗塞、脳出血を引き起こします。
さらに見逃せないのが、サウナでの脳梗塞の前兆と脱水の連鎖です。サウナ1回(10〜15分×3セット)で失われる水分量は通常500ml〜1000mlに達します。血液中の水分が失われると血液粘度が上昇して「ドロドロ血」となり、血管内に血栓(血の塊)が急速に形成されます。これが脳血管に詰まることで、入浴中や入浴直後に手足のしびれ、ろれつが回らないといった症状が現れ、最悪の場合は死に至ります。