塩ビパイプのねじ切り加工は可能?割れを防ぐ正しい手順と水漏れ対策

塩ビパイプのねじ切り加工は可能?割れを防ぐ正しい手順と水漏れ対策とはどんな影響があるのか? 詳しい意味を整理してお届けします。

塩ビねじ接合部における塩ビパイプのネジ切り水漏れ対策は、金属配管とは異なる配慮が求められます。金属管の感覚で力任せに締め込むと、ねじ山が破損するか相手側の樹脂継手が割れてしまいます。

まず押さえるべきは、塩ビネジに対するシールテープの正しい巻き方です。

1. ねじ部の油分や切り粉をきれいに拭き取ります。
2. パイプ先端のねじ山を1〜2山分あけて残し、ねじの締め込み方向と同じ「時計回り」に軽くテンションをかけながら巻き付けます。
3. 巻き数は3〜4回程度に留めます。金属配管のように6〜8回も厚巻きすると、締め込み時に雌ねじを押し広げる応力が強まり、継手の破裂割れを引き起こします。
4. 巻き終えたら指の腹でねじ山にテープをしっかりとなじませます。

締め付け時の注意点として、工具(パイプレンチやモーターレンチ)による過度な増し締めは厳禁です。基本は手締めで止まった位置から、工具で半回転〜1回転程度回すだけで十分な水密性が得られます。また、液状ガスケット(嫌気性シール剤等)の中には塩ビを侵してクラックを生じさせる成分を含む製品があるため、必ず「塩ビ・樹脂配管対応」と明記された無溶剤タイプを選択してください。

前田 葵

前田 葵

サステナビリティ研究家

マーケティングと消費者心理のトレンドを分析し、現代のヒット商品の背景を読み解きます。

Share this article
Twitter Facebook Pinterest