トイレタンク掃除は放置が新常識!重曹とオキシで黒カビ激退法
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タンク掃除に着手する際、最初の関門となるのがフタの取り外しです。タンクのフタは重い陶器で作られており、重量は3〜5キログラムに達します。誤って滑り落とせば便器や床タイルを粉砕し、数万円単位の交換修理費用が発生するリスクを孕んでいます。安全な作業手順を確実に押さえておく必要があります。
まず、手洗い管が付いていないプレーンな平らなフタの場合は、両手で水平に持ち上げるだけで外れます。問題は手洗い水が噴き出す管が中央にあるタイプです。この構造には大きく分けて2つのパターンが存在します。
1つ目は、フタを持ち上げると裏側で蛇腹ホースや透明チューブが接続ナットで固定されている「直結タイプ」です。フタを数センチ持ち上げ、隙間から手を入れてナットや接続バンドを反時計回りに回して外します。2つ目は、管の先端がフタ側の穴に差し込まれているだけの「差し込みタイプ」で、こちらは真上にゆっくり引き上げるだけで分離可能です。無理に斜めに引っ張ると内部の給水弁(ボールタップ)の支持金具を歪ませ、水が止まらなくなるため慎重な操作が求められます。
取り外したフタの手洗い場部分には、白くカリカリに固着した水垢(炭酸カルシウム)が蓄積しています。この頑固な汚れに対しては、クエン酸水を吹き付けた上にキッチンペーパーを被せ、さらにラップを貼って約30分密着パックを行います。酸の力でカルシウムが柔らかくなったら、100均でも手に入るメラミンスポンジや耐水サンドペーパー(2000番手以上の微粒子)で優しく撫でるように擦ると、陶器の光沢を損なわずに新品同様の輝きを取り戻せます。