カブトエビの寿命はわずか1ヶ月?短命な理由と長生きさせる飼育法
カブトエビの寿命はわずか1ヶ月?短命な理由と長生きさせる飼育法の真相について、専門知識を取りまとめてご紹介します。
成体の命が尽きても、そこで飼育が終わるわけではありません。カブトエビは驚異的な生命力を持つ「耐久卵(シスト)」を残すため、正しい手順を踏めば何世代にもわたって飼育を継続できます。
ふ化を成功させる3大条件
卵から幼体を目覚めさせるには、「水温(22℃〜25℃)」「十分な光(1日10〜12時間)」「低硬度のきれいな水」が揃う必要があります。ミネラルウォーターは硬度が高すぎてふ化率を下げる場合があるため、しっかりとカルキを抜いた水道水や雨水が適しています。
産卵と耐久卵の採取
成熟したカブトエビは、脚の付け根にある卵嚢(らんのう)に鮮やかなオレンジ色の卵を抱え、底砂の中に産み落とします。親が寿命を迎えた後は、底砂ごと卵を回収します。
累代飼育のステップ(休眠打破)
カブトエビの卵は、一度水が干上がって乾燥することで「冬や乾季を越えた」と認識し、次の水没でふ化するスイッチが入ります(休眠打破)。底砂を容器ごと日陰で2週間〜1ヶ月以上かけて完全に乾燥させ、密閉容器で保存します。再び飼育水に浸すことで、高確率で新たな命が誕生します。