マラセチアとは?治らないニキビやかゆみの原因と正しい治し方
マラセチアとは?治らないニキビやかゆみの原因と正しい治し方とは一体何なのか? 詳しい意味を簡潔に解説します。
臨床の現場で最も頻繁に見られるトラブルが、「ニキビだと思って治療していたら、実はマラセチア毛包炎だった」というケースです。両者は見た目が酷似していますが、病態も効く薬剤も全く異なります。
一般的なニキビ(尋常性痤瘡)は「アクネ菌(細菌)」が原因であるのに対し、マラセチア毛包炎は「カビ(真菌)」の感染症です。ニキビ治療で処方される抗生物質(抗菌外用薬)をマラセチア毛包炎に塗り続けると、競合する細菌だけが死滅し、カビであるマラセチアがさらに勢力を拡大してしまうという危険な悪循環に陥ります。
「胸や背中に同じような赤いポツポツが一面に広がっている」「ニキビ用の塗り薬を1週間使っても全く引かない」という場合は、マラセチア毛包炎を疑う有力なサインです。