リハビリ出勤中に休むと復職は白紙?判定への影響や手当・連絡手順

リハビリ出勤中に休むと復職は白紙?判定への影響や手当・連絡手順について重要なポイントを解説いたします。専門家の見解をチェックしてください。

厚生労働省の「心の健康問題により休業した労働者の職場復帰支援の手引き」に基づき、多くの企業では職場復帰支援プランを策定しています。一般的な復職ステップの期間は1〜3ヶ月程度で、以下のように段階を踏んで進められます。

・ステップ1(生活リズムの確立・模擬出勤):図書館などで日中を過ごし、決まった時間に活動する
・ステップ2(通勤訓練):朝の通勤ラッシュ時間帯に会社の最寄り駅まで行き、そのまま帰宅する
・ステップ3(短時間リハビリ出勤):半日や週3日など、負荷を落として社内でデスクワークや軽作業を行う
・ステップ4(通常勤務への移行):フルタイム勤務に戻し、徐々に通常業務の比率を増やす

疾患の特性によって、リハビリ出勤で休んでしまうタイミングや要因には傾向の違いがあります。

うつ病の復職リハビリ:
エネルギーが完全に溜まりきっていない段階でリハビリを始めると、2〜3週目に強い疲労感や意欲低下が押し寄せ、起き上がれなくなるケースが見られます。これは「回復の踊り場」であり、数日休息を取れば再び動けるようになることが多いため、悲観しすぎずペースを落とすことが肝要です。

適応障害のリハビリ出勤:
職場特有のストレッサー(特定の業務内容、上司や同僚の視線、オフィスの雑音など)に触れた瞬間、動悸や過呼吸、強い回避感情が引き起こされて出勤できなくなることがあります。この場合は単なる休養だけでなく、職場環境の調整(部署異動や担当業務の変更)を視野に入れたアプローチが求められます。

伊藤 翔太

伊藤 翔太

フード&トラベルライター

マネー知識やキャリア形成に役立つノウハウを、初心者にも分かりやすく解説するのが得意です。

Share this article
Twitter Facebook Pinterest