そのしこりは粉瘤?ニキビとの違い・見分け方と絶対に潰せない理由
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粉瘤を根本的に治療する唯一の方法は、外科手術によって原因である「袋」を完全に除去することです。近年は医療技術の進歩により、身体への負担を極力抑えた術式が主流となっています。
主流となる2つの手術手技
- くり抜き法(ほぞ穴生検トレパン法):
直径数ミリ(約1〜4mm)の特殊な円筒状メスで粉瘤の中心部に小さな穴を開け、そこから内容物を絞り出した後、しぼんだ袋を小さく引っ張り出して摘出する術式です。手術時間は5〜10分程度と極めて短く、傷跡が非常に小さいため、顔や首など目立つ部位に第一選択として用いられます。 - 切開法(紡錘形切除術):
粉瘤の直上の皮膚を木の葉状(紡錘形)に切開し、袋を破かないよう周囲の組織から丁寧に剥離して丸ごと取り出す確実性の高い伝統的術式です。巨大化した粉瘤や、過去の炎症で周囲組織と強く癒着している場合に適応されます。
健康保険適用による手術費用の目安(3割負担の場合)
粉瘤の手術は美容整形ではなく「皮膚皮下腫瘍摘出術」という保険診療の対象です。費用は部位(露出部=顔・頭・首・肘から先・膝から下/非露出部=背中・胸・腹・臀部など)としこりの大きさによって診療報酬点数が定められています。
※上記は手術手技料の概算です。初診料・再診料、局所麻酔料、処方薬代、摘出した組織が悪性でないかを確認する「病理組織検査費用(約3,000円前後)」が別途加算されます。