国民的アイドル不在説の真相|歴代の軌跡と2026年最新の次期候補

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かつての巨大な一強体制が崩壊したことで、アイドル市場のパワーバランスはかつてない激動期を迎えている。2026年最新 アイドル動向を読み解く上で欠かせないのが、群雄割拠を極める男性アイドルグループ 勢力図と、ジャンル横断が進む女性グループの再編である。

男性グループ市場においては、STARTO ENTERTAINMENT(旧ジャニーズ事務所)のタレントたちが依然として強固な基盤を維持している。とりわけSnow Manは、圧倒的なCDフィジカル売上と冠番組の好調を維持し、国内トップの動員力を誇る。SixTONESやなにわ男子も独自の音楽性やメディア露出で確固たる地位を築いている。しかし、過去のように「男性アイドル市場を単一事務所が独占する」時代は完全に幕を閉じた。

SKY-HI率いるBMSG所属のBE:FIRSTは、卓越した歌唱力とダンススキルを前面に打ち出し、音楽フェスなどで男性層や非アイドルファンを巻き込む快進撃を継続。さらにLAPONE ENTERTAINMENTのJO1やINI、HYBE傘下の&TEAMなど、韓国発のオーディション番組をルーツに持つグローバル基準のボーイズグループが台頭し、パイの奪い合いは熾烈を極めている。ファン層が各グループへと分散した結果、どのグループも「特定コミュニティ内での絶対的スター」にとどまり、かつてのSMAPのように全国民を横断するカリスマの座を射止めるには至っていない。

女性グループ市場も同様に細分化が進む。秋元康プロデュースの坂道シリーズ(乃木坂46、櫻坂46、日向坂46)は、握手会からオンラインミート&グリートへの移行を成功させ、安定したスタジアム・アリーナ動員を維持している。特に櫻坂46は独自の尖ったパフォーマンス路線で海外フェスへの進出を果たすなど、新たなファン層を開拓した。また、「PRODUCE 101 JAPAN THE GIRLS」から誕生したME:I(ミーアイ)をはじめとする新世代ガールズグループがZ世代を中心に猛烈な支持を獲得している。

さらに、K-POPシーンのトップランナーであるNewJeans、IVE、LE SSERAFIM、aespaといったグローバルグループが日本の音楽チャートや広告市場に深く浸透。国内の女性アイドルは、もはや国内勢同士だけでなく、世界最高水準のクリエイティブを誇る海外グループとも直接競合する時代に突入している。

池田 達也

池田 達也

マネー&キャリアエディター

Webメディアでの編集・執筆歴10年。読者の好奇心を刺激するストーリー作りを心がけています。

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