矢沢永吉の代名詞「マイクターン」誕生秘話と演出の裏側を追う
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今やロック界の伝説となったパフォーマンスだが、その原点は1970年代前半、伝説のロックバンド「キャロル」の時代にまで遡る。当時、ベースを抱えながらボーカルを務めていた彼は、狭いライブハウスのステージ上でいかに自分という存在を際立たせるか、連日模索を重ねていた。
演奏の合間、一瞬の隙をついてマイクスタンドを揺らし、体の向きを変える試行錯誤から、あの独特の回転動作が芽生えた。激しいビートの中で視覚的なフックを作り出す工夫が、ソロ活動への転向を経て洗練され、唯一無二のアクションへと結実していったのだ。