総裁選の投票権は一般人でも獲れる?党費2年の壁と最新条件の真相
総裁選の投票権は一般人でも獲れる?党費2年の壁と最新条件の真相について押さえておきたい 事実を厳選して解説いたします。
自民党総裁選の行方を複雑かつドラマチックにしているのが、議員票と党員票で異なる集計ルールと、1回目で勝敗が決まらなかった場合の決選投票の仕組みです。
1回目の投票では、国会議員票(自民党所属の衆参両院議員=1人1票)と、全国の党員・党友票が同数で争われます。党員票の集計には、全国の有効投票総数を各候補者の得票割合に応じて比例配分するドント方式配分が採用されています。この地方票計算方法により、全国的な知名度や支持率が高い候補者は、派閥の縛りが残る議員票が伸び悩んでも地方票で大量リードを奪うことが可能になります。
一方で、いずれの候補者も有効投票の過半数を獲得できなかった場合、上位2名による決選投票へと移行します。決選投票では地方票の扱いが劇的に変化し、国会議員票(各1票)に対して、党員票は全国47都道府県連に各1票(合計47票)へと圧縮されます。このルール変更により、全票に占める国会議員の比率が一気に8割〜9割近くへ跳ね上がり、党員の民意と永田町の力学が真っ向から対立する逆転劇の引き金となってきました。