ウスターとオイスターの違いは?実は全く別物!代用の真相を徹底解説
ウスターとオイスターの違いは?実は全く別物!代用の真相を徹底解説について知っておくべき 注意点を厳選して解説いたします。
ウスターソースとオイスターソースを混同しやすい最大の理由は名称の語感が似ている点にあります。しかし、語源と発祥地を紐解くと、両者がまったく異なる食文化圏で誕生した調味料であることが分かります。
まず、ウスターソース 由来 イギリスにあります。19世紀初頭、イングランド中西部のウスターシャー州(Worcestershire)に住む主婦が、余った野菜や果実に香辛料や塩、酢を加えて壺に放置したところ、自然発酵・熟成して芳醇な液体ができたことが始まりとされています。これを化学者であるリー(John Wheeley Lea)とペリン(William Henry Perrins)が製品化し、世界初の液体調味料「リー&ペリン(Lea & Perrins)ソース」が誕生しました。日本には明治時代初期に伝来し、洋食文化の普及とともに日本人の味覚に合わせた進化を遂げていきました。基本的なウスターソース 原材料は、玉ねぎ、トマト、人参、リンゴなどの野菜・果実に、醸造酢、砂糖、食塩、そして十数種類のスパイスを加えて熟成させたものです。酸味とスパイシーなキレが際立つサラリとしたテクスチャーが特徴です。
一方、オイスターソース 牡蠣 原料とする中華の高級調味料です。1888年、中国広東省珠海で飲食店を営んでいた李錦裳(イ・キンソン)氏が、牡蠣のスープを火にかけたまま忘れ、煮詰まって黒褐色の濃厚なペースト状になった鍋底の沈殿物を味見したところ、驚くほど濃厚な旨味があったという偶然の発見から誕生しました。これが大手中華調味料メーカー「李錦記(リキンキ)」の創業へとつながります。なお、オイスターソース カキ油 違いについて疑問を持つ方も多いですが、中国語で「蚝油(ハオヨウ)」と呼ばれるオイスターソースの日本語直訳が「カキ油」であり、両者は同一のものを指します(油分を指すわけではなく、牡蠣エキスを指します)。主成分は牡蠣のエキス、砂糖、塩、醤油、カラメル色素、増粘剤(加工デンプンなど)であり、アミノ酸(グルタミン酸やグリシン)が豊富に含まれた濃厚な甘みとコクが最大の特徴です。