2026年の冬も街に降り積もる理由――Back Number「ヒロイン」が10余年、邦楽スノードームの頂点に君臨し続ける必然

2026年の冬も街に降り積もる理由――Back Number「ヒロイン」が10余年、邦楽スノードームの頂点に君臨し続ける必然にまつわる最新トピックを詳しく紐解きます。

12月に入ると同時に、国内のBillboard JapanやSpotifyのデイリーチャートに異変が起きる。数カ月前まで上位を占めていたダンスポップや最新のアニメ主題歌を押し退け、back numberの代表曲が急上昇を始めるのだ。これはアルゴリズムが仕掛けた偶然ではない。リスナー自らが「冬を迎えるための儀式」として能動的に再生ボタンを押している証拠だ。

冬の訪れを知らせる風物詩は数多くある。だが、現代の日本人にとってのそれは、木枯らしでもコートの新調でもなく、この曲のイントロが街やイヤホンから流れてくる瞬間なのかもしれない。10年以上前の楽曲が毎年トップ10圏内に食い込んでくる異常事態は、もはやクラシック音楽が持つ普遍的な強度に達している。

山口 彩花

山口 彩花

写真家・フォトエディター

グルメと旅を愛するフリーライター。全国各地の隠れた魅力を独自の視点から紹介します。

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