アコギとエレキの違いとは?初心者が挫折する決定的要因と選び方

アコギとエレキの違いとは?初心者が挫折する決定的要因と選び方の真相について、専門知識を詳しくお届けします。

購入時の予算設定も、選択を左右する決定的な要素です。本体のみで完結するアコギに対し、エレキは周辺機器を揃える必要があります。

エレキを演奏する上で避けて通れないのが、アンプとシールドの必要性です。ギター本体で拾った信号をアンプに送るシールド(専用ケーブル)、そして音を増幅して出力するアンプがなければ、エレキ本来の演奏体験は成立しません。さらに、立って弾くためのストラップ、安定した調音を行うクリップチューナー、ギターを立てかけるスタンド、交換用の予備弦、ピックなども含めた総合的な試算が必要です。

項目アコースティックギター(アコギ)エレクトリックギター(エレキ)編集部の見解・評価本体実売相場(入門定番)約30,000円〜50,000円約35,000円〜60,000円工作精度が安定する実用的なエントリー帯の目安必須周辺機器チューナー、ピック、スタンド、ケース(約5,000円)アンプ、シールド、チューナー、ヘッドホン等(約15,000円〜25,000円)エレキは音響機材が必須となり機材点数が増加初期費用合計の目安約35,000円〜55,000円約50,000円〜85,000円手軽さではアコギ、拡張性ではエレキが優勢指への物理的負荷非常に大きい(太いブロンズ弦、高張力)比較的小さい(細いニッケル弦、低張力)痛みに耐えかねて初期離脱するリスクはアコギが高い騒音トラブルのリスク高(生音が80〜90dB、消音器具は必須)極めて低(ヘッドホン練習時は会話レベル)集合住宅での夜間練習はエレキが圧倒的に有利

このアコギとエレキの初期費用比較を見ると、通販サイトでよく見かける「全部入りで1万5000円前後」の格安セットに惹かれる方も多いはずです。しかし、エレキギター初心者セット評判を楽器リペアマンや現場講師の証言から紐解くと、慎重な見極めが欠かせません。

極端に安価なセット商品に含まれるギター本体は、ネックの反りやフレットの端の処理(バリ)が粗雑で手を傷つけやすく、弦高が不自然に高くて弾きづらい個体が散見されます。さらに付属アンプのノイズが酷く、チューナーの感度が鈍くて正しくチューニングできないといったトラブルが頻発します。「弾きにくい粗悪な楽器のせいで自分が下手だと錯覚し、挫折してしまう」ケースが後を絶ちません。初期費用を抑えたい場合でも、信頼ある有名国内・海外メーカーが展開するエントリーライン(本体価格3万円台〜)を軸に機材を選ぶのが安全策です。

佐々木 一輝

佐々木 一輝

ビジネス戦略アナリスト

Webメディアでの編集・執筆歴10年。読者の好奇心を刺激するストーリー作りを心がけています。

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