レシプロソーとは?違いと選び方・粗大ごみ解体の活用術を徹底解説
レシプロソーとは?違いと選び方・粗大ごみ解体の活用術を徹底解説とは一体何なのか? 詳しい意味を簡潔に解説します。
レシプロソー(Reciprocating Saw)とは、ブレード(板状の鋸刃)を前後に高速往復運動(ピストン運動)させて部材を切断する電動ノコギリの総称です。「レシプロケート(往復運動する)」という英語が語源となっており、手動ノコギリでギコギコと挽く動作をモーターの力で毎分2,000〜3,000回以上再現します。
工具選びで初心者が最も混乱しやすいのが、各メーカーの呼称と類似工具の存在です。現場で耳にする3つの大きな疑問を整理します。
まず、セーバーソーとレシプロソーの違いについてです。結論から言えば、構造や用途における違いは一切ありません。サーベル(刀)に似ていることから旧日立工機(現HiKOKI)などが「セーバーソー」と呼び、マキタや京セラ(旧リョービ)などが「レシプロソー」と呼んできた歴史的経緯があるだけで、同じカテゴリーの電動工具です。
次に、レシプロソーとジグソーの違いは「切断の目的と刃の向き」にあります。ジグソーは下向きに刃が突き出ており、平らな金属ベースを木板などの上に滑らせながら、精密な曲線や円、くり抜き加工を行うための工具です。対してレシプロソーは本体の先端から前方に刃が伸びており、壁際、パイプ、立ち木など、平らな台座を置けない空間でのフリーハンド切断に適しています。
さらに、レシプロソーと丸ノコの使い分けも明確です。丸ノコは高速回転する円形刃で「狂いのない真っ直ぐな直線」を素早く切る木工・建築用工具ですが、切断できるのは平坦な板や角材に限られます。一方、レシプロソーは切断面の綺麗さこそ丸ノコに劣るものの、釘が打ち込まれたままの廃材、塩ビパイプ、生木など、あらゆる形状の物体を強引に切り落とす能力に長けています。