従三位とは?受章基準や特権の真相・正三位との違いを徹底解説
従三位とは?受章基準や特権の真相・正三位との違いを徹底解説に関する知りたいポイントを初心者にも親しみやすくまとめました。今すぐチェックことができます。
テレビのニュースや新聞で「従三位」という言葉を目にするのは、基本的に対象者が逝去(他界)した直後です。これは、現行の憲法運用下において、存命者への叙位が停止されており、国家に尽力した人物の死没時にその功績を称える「没後叙位(追贈)」が原則となっているためです。
内閣府賞勲局が定める叙位の運用基準において、従三位の対象となる主な役職・功績は次のように定められています。
- 閣僚経験者:内閣官房長官、外務大臣、財務大臣などの国務大臣を歴任した政治家
- 司法関係者:最高裁判所裁判官、検事総長
- 地方自治の要職:東京都知事や政令指定都市などの大規模自治体で長期にわたり功績を残した首長
- 学術・文化の最高権威:ノーベル賞受賞者、文化勲章受章者、日本学士院会員として世界的業績を挙げた研究者
叙位の手続きは、故人の死後に所管官庁からの推薦を受け、内閣総理大臣が議長を務める閣議決定を経て、天皇陛下の裁可(御署名)によって正式に発令されます。単に要職に就いていたという事実だけでなく、生涯を通じた清廉性や公共への貢献度が厳密に審査されます。