専門医が本音で明かす頭痛薬の選び方!もう市販薬で迷わない基準
専門医が本音で明かす頭痛薬の選び方!もう市販薬で迷わない基準の全貌を詳しく解説してご紹介します。
頭痛薬を飲む回数が月に10日を超えているなら、黄色信号だ。痛みを恐れるあまり予防的に薬を飲んだり、少しの違和感ですぐに市販薬に頼ったりしていると、薬そのものが原因となって毎日頭痛が続く「薬剤の使用過多による頭痛(薬物乱用頭痛:MOH)」に陥る危険がある。
日本神経学会をはじめとする専門機関の報告によれば、痛みを抑えるはずの鎮痛薬を長期間過剰に摂取し続けることで、脳の痛みを制御するシステムが破綻し、かえって痛みに過敏になってしまう。その結果、薬が切れると以前より強い頭痛がぶり返し、さらに薬を飲むという悪循環に囚われるのだ。
厚生労働省の医薬品安全性情報でも、市販の解熱鎮痛薬の漫然とした長期連用は強く戒められている。もし「薬を飲んでも効かなくなってきた」「月に半分以上は鎮痛薬を手放せない」という状態に陥っているなら、即座に市販薬の自己判断服用を中止し、専門外来の扉を叩くべきである。