激変する難易度と就職力!Gmarch序列の知られざる格差実態
激変する難易度と就職力!Gmarch序列の知られざる格差実態の総合ガイドをお届けします。専門的な知識がチェックできます。
トップを走る2校を追う立教大学、中央大学、法政大学、そして学習院大学の4校では、それぞれ固有の課題と強みが交錯している。
立教大学は英語の独自試験を廃止し、大学入学共通テストや民間英語検定試験を全面的に導入する大胆な舵切りを行った。結果として受験生の学力層が安定した一方で、過去問対策を中心とする併願組の出願行動に変化が見られる。池袋の洗練された環境は依然として強力な求心力だが、入試制度の難解さが志願者数の伸びを左右する局面も少なくない。
大きな転換点を迎えたのが中央大学だ。看板である法学部の茗荷谷キャンパス(東京都文京区)への移転が完了し、都心回帰のインパクトによって偏差値と志願者数が急激に回復。かつて「多摩の山奥」と揶揄された立地ハンデを克服しつつあり、法学部を起爆剤としたブランド全体の再浮上が鮮明になっている。
法政大学は徹底した情報発信と多彩な学部展開によって、毎年10万人規模の志願者を集める巨大マンモス校としての地位を揺るぎないものにしている。市ヶ谷キャンパスの近代化も手伝い、日東駒専からのステップアップ層を確実に吸収している状況だ。学習院大学は皇族受け入れの歴史に裏打ちされた品格と少人数教育を守り続けるが、他大学のような大規模プロモーションを展開しないため、偏差値の数値上は落ち着いた推移を見せている。