マルチプレスで胸に効かない原因を解明!大胸筋を追い込む調整術
マルチプレスで胸に効かない原因を解明!大胸筋を追い込む調整術にまつわる最新トピックを詳しく紐解きます。
マルチプレス利用者に多いトラブルが「肩の前側やインナーマッスル(腱板)の痛み」です。この負傷リスクをゼロにする鍵を握るのが、動作中の軌道と肘の角度のコントロールです。
多くの初心者が陥りがちなミスは、肘を真横(体幹に対して90度)に大きく開いて動作してしまうケースです。脇が開ききった状態で強いプレス動作を行うと、肩関節の中で上腕骨頭と肩峰が衝突する「インピンジメント症候群」を引き起こし、深刻な関節痛を招きます。安全かつ高負荷を受け止めるための肘の角度は体幹に対して45〜60度が黄金比率です。
また、マルチプレスのマシンアームは弧を描く独自の軌道を持っています。フリーウェイトと違って軌道が固定されているため、マシンの動くラインに対して無理に逆らった押し方をすると関節にせん断力がかかります。肘の曲げ伸ばし動作とマシンアームのスムーズな円運動をシンクロさせ、「肘を絞り込みながら胸の中心に向かって押し切る」イメージを持つと、肩を痛めないフォームが自然と完成します。