相撲の猫騙しは反則なのか?白鵬批判の真相と効果・歴代名勝負の全貌
相撲の猫騙しは反則なのか?白鵬批判の真相と効果・歴代名勝負の全貌についての真相をご紹介します。
白鵬の件では批判の対象となった猫騙しですが、体格差に劣る小兵力士が繰り出す猫騙しは、古くから大相撲の醍醐味である「小よく大を制す」名シーンとしてファンを熱狂させてきました。
その代表格が、「平成の牛若丸」「技のデパート」の異名をとった元小結・舞の海です。舞の海は、身長2メートル・体重200キロを超える巨漢力士(曙や小錦など)に対し、立ち合いで鮮やかな猫騙しを炸裂させ、相手が戸惑う刹那に懐深く潜り込んだり足元をすくったりする変幻自在の取り口で数々の金星を挙げました。小兵が知略を尽くして大巨人を翻弄する姿は、伝統的な相撲美学とは異なるエンターテインメントとして絶大な支持を集めました。
大相撲の長い歴史の中では、猫騙し以外にも観客の度肝を抜く様々な奇策が存在します。
・八艘飛び(はっそうとび):立ち合いと同時に相手の頭上を飛び越えるように真横へ跳躍し、相手を空振りさせる技(舞の海や炎鵬が得意とした)。
・けたぐり:立ち合いの瞬間に相手の足を内側から素早く蹴り払い、バランスを崩して倒す技。
・マタドール(立ち合い変化):正面からの衝突を避け、ひらりと身をかわして相手を土俵外へ突き落とす奇襲。
・居反り(いぞり):相手の懐に潜り込み、自らの体を大きく後方へ反らせて相手を背負い投げのように倒す大技(宇良が幕内で成功させ話題に)。