野村克也と前妻・正子の泥沼離婚劇|愛憎の真相と長男の現在
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冷え切った婚姻関係が続いていた1970年(昭和45年)、克也氏は東京・六本木の高級中華料理店「四川飯店」で、運命の女性となる芳松沙知代氏(後の野村沙知代氏)と出会います。当時35歳で南海ホークスの選手兼任監督に就任したばかりの克也氏に対し、沙知代氏は米軍将校アル・エンディケイト氏との間に2人の息子(団野村氏、ケニー野村氏)をもうけていたものの、夫とは事実上の破綻状態にありました。
自己主張が強く、大胆で奔放な沙知代氏のエネルギーは、陰鬱な孤独感を抱えていた克也氏の心を急速に捉えました。2人は深い関係に陥り、克也氏は大阪の本宅(正子さんと陽一氏が暮らす家)を放置したまま、東京遠征のたびに沙知代氏と過ごす「二重生活」をスタートさせます。そして1973年(昭和48年)、克也氏と沙知代氏の間に野村克則氏(カツノリ)が誕生しました。
この時点で克也氏と正子さんの婚姻関係は法的に継続しており、沙知代氏側も法的な婚姻関係の整理が未了であったため、世間からは紛れもない「ダブル不倫」「略奪愛」として受け止められました。正子さんにとって、幼い息子を抱えながら夫の不貞と隠し子の存在を突きつけられた衝撃は計り知れず、夫婦間の修復は完全に不可能な状態へと突入していったのです。